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失格にならないために特に気をつけたい持ち物 一級着付け技能士実技試験 

一級着付け技能士試験を受けたときのこと

(一級着付け技能士について⑮)

特に気をつけて準備したい持参物

以前の記事にも書きましたが、実技試験の持ち物で減点や失格になっている人が何人もいました。

下の画像は令和元年度の要項の持参物のページですが、この年から、どういったものだと失格になるかなどかなり詳細に受験要項に書かれるようになりました。

よく読んで正確に準備することが大切です。

また、モデルさんについては別記事に書いてますので良かったら参考にしてみてください。

振袖

振袖の模様の入り方についてですが、

私が受験した年は、“絵羽模様のもの”と要項に書かれていて、絵羽模様についての詳しくは書かれていませんでしたが、

令和元年度の要項には下のように絵羽模様と見なされる規定について書かれています。

全ての裾の縫い目の模様(上前衽・前身ごろ・両脇・背・下前身ごろ・下前衽)がつながっているもの。 袖丈は、モデルの身長に合わせたもの(目安として95cm~115cm位)。絵羽模様と称するものであっても、持参品の模様が上記の要件を満たさないもの、無地、小紋柄、織りは失格。

たまに作家物の振袖だと絵羽模様として売られていても柄の入り方が独特だったりしますよね。

絵羽模様ではないので失格、となっている人、何人もいました。

試験の規定の要件を満たしていないので絵羽模様の振袖と見なしてもらえず失格になる可能性が高いです。

小紋柄も失格になります。

試験に使おうと思っている振袖の模様の入り方をよく見て規定の要件を満たしているか確認しておくことが大切です。

伊達衿

次に伊達衿ですが、無地のもの。地紋入りのものは可です。

私は無地一色で地紋入りのものを持参しました。

伊達衿でも2色のものや、刺繍入りのものを持参して減点になってる人、いました。

半衿

次に半衿ですが、白無地の塩瀬です。

下の画像のように刺繍入りや縮緬のものは失格になる可能性が高いです。

私はこうした 持参物

私が2018年度に受験したときにとうしたかや、他の受験者がどうしてたかなどを書いていきます。

補整用コットン

コットンを自分で切ったりして加工して持っていくのはダメですが、売られてるカット綿をそのまま持っていくのはOKです。

私が受験したときはカット綿OKの記載はありませんでした。

私より数年前に受験した先輩に、小さめのカット綿ではないほうが無難と教えてもらっていました。

なので私は下のリンクの55×85センチの大きめコットンを持っていき、試験時間中にハサミで切って使いました。

他の受験者さんたちを見たら下のリンクのような小さめの長方形のカット綿をそのまま持ってきている人が大半でした。

小さめのカット綿だと切らずにそのまま使えます。

衣装敷

衣装敷は大判サイズがいいと思います。試験のときは1人に2m×2mのスペースが割り振られています。

▼私は200×180cmものを持っていきました。

▼200×150センチくらいでも十分だと思います。

風呂敷

衣装箱の代わりに風呂敷でも可となっています。風呂敷を持参していた方がほとんどでした。私も風呂敷を持っていきました。

風呂敷は衣装箱の寸法を目安にたたむこと

となっているので私はあらかじめ、その寸法にたたんでおいて、持参しました。

和装ブラ

ブラジャー、キャミソールなどは補整とみなされるため不可とする。なお、補整(パットを入れているなど)されていない和装ブラジャーのみ使用可とし、「補整、長襦袢着付けのための準備」の前に検定委員が点検する。

受験要項の注意書きのところに上のように書かれているので、肌着の下につけてもいいのは補整のない和装ブラだけです。

私のときはパットが入っていないか審査員の方が手を入れて確認されました。

モデルさんが肌着の下にキャミを着てたり、補整の入った和装ブラだったり、その場で慌てて脱いでもらってる方もいました。

準備物のところには和装ブラの記載は無いですが、試験の要項は最初から最後まで全てしっかり目を通して確認しておきましょう。

失格にならないために

私が受験したときに持参物で減点されてたり失格になっている人を見て、気をつけたいことを令和元年度の要項を参考にしてまとめてみました。

受験する年によって細かい部分が変更になっていたりします。

失格にならないために、自分が受験するときの試験の要項を隅から隅まで確認して正確に準備することが大切です。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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