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一級着付け技能士受験資格の実務経験はどこで?

一級着付け技能士試験を受けたときのこと

(一級着付け技能士について⑬)

受験資格に必要な実務経験とは?

一級着付け技能士の受験資格については以前に書きました。

美容師免許無しの場合、一級を受験するには実務経験が5年以上必要です。

実務経験とは、他装又は着付け指導の業務に携わった経験

と書かれています。

私が一級着付け技能士の資格を取ってから、よく聞かれることの1つに、

「着付け教室に通って着付けは習ったし、人への着付けもできるから、いずれは着付け技能士の資格がほしい。でも実務経験が無い」

という、どこかで実務経験積めないかな?という質問。

着付け教室によっては、ある程度まで習ったら着付けの仕事を斡旋してくれたりするところもあります。

しかし習った教室がそういうことをしていなかったり、

紹介してもらえるまでに想像していたよりも、時間もお金もかかることがわかって途中で諦めてしまったり。

着付けは習ったからある程度できるけど実務経験が無いという場合。

実務経験を得るための方法

レンタル着物のお店のアルバイトに応募する

もしも私が、着付け技能士の試験を受けたいから実務経験欲しいなと思って今から探すとしたら

観光地などによくある、街歩き用のレンタル着物屋さんのアルバイトに応募すると思います。

ブライダルの着付けだと、経験者を募集しているところが多いと思いますが、

街歩きの着物だと小紋に半幅帯というスタイルの着付けがメインで、

求人にも、

“着付け教室で習ったけど仕事は未経験”という人でも応募できるように書いてあるところが多い気がします。

もしも私が同じ状況だったらどうするかという、とっても個人的な意見で、

着付け師として何を目指すのか、によっても違ってくると思います。

仕事を紹介してもらえるまで着付け教室に通い続ける

着付け教室で習い続けて、仕事を紹介してもらえるなら、それもいいと思います。

教室によっては、紹介してもらえるまでに授業料やその教室での資格の受験料、認定料、まぁそれは普通だと思いますが、

着物代もかかることになってしまうところもあります…。

着付け師を目指して教室をこれから探す場合は、時間やお金がいくらかかるのか、着物の販売はあるのか、など、詳しく調べてから教室に行かれることをおすすめします。

またそのあたりのこと、教室を選ぶ際の考え方などもいずれ別記事にまとめたいと思ってます。

ボランティアなどの経験も実務経験になるらしい?

また、実務経験5年という基準(一級の場合)なので、5年のうちに毎週末着付け師として働いてる人も、数カ月に1回程度の頻度で働いてる人も、5年は5年になりますよね。

あと、これは人から聞いた話なので確かでは無いですが、

施設やお祭りなどのイベントでのボランティアの着付け経験なども実務経験として申請してる方もいるそうです。

また、お客様に着付けるだけでなく、着付けの指導の業務も実務経験になります。誰かに教えてあげる機会や場所を探すのもいいかもしれません。

自分に合った実務経験を積む方法がみつかるといいですね。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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