(一級着付け技能士について⑨)
実技試験は自分でモデルさんを連れていきます
一級着付け技能検定の実技試験では、振袖を着付けるモデルさんを自分で連れていかなくてはいけません。
筆記試験の対策、実技試験の着付け練習も大事ですが、早めにモデルを引き受けてくれそうな人を探しておきましょう。
モデルさんをお願いするときに大切なこと
私が実技試験を2回受けてみて、モデルさんをお願いするときに大事だと思ったことを書いてみます。
当日確実に一緒に行ってくれることのできる人
当たり前ですが、一緒に行ってくれないと試験が受けられません。
私の場合ですが、一度喜んでモデルを引き受けてくれていた友人がいたのですが、その友人の職場の人数が少なく、仕事の休み希望が通らなかったり、直前に急に休みが変更になったりすることが頻繁にあり、練習の予定を合わせるのもなかなかでした。
試験当日も確実に休むことができるのか不安になり、やっぱり別の人にお願いしました。
実技試験の申込みの際に、試験会場や日時の希望が出せます。確か全部月曜日に設定されていたと思います。
練習に体を貸してくれる人
最初は自分でトルソーで規定どおりに正確に着付けられるように練習しておくとして、
やはり実際の試験当日と同じようにモデルさんでの練習もしておきたいです。
練習にも付き合ってもらえる人がいいですね。
一緒に家族とかでお願いできたら1番理想的だと思います。娘さんとか、妹さんとか。
試験に使う振袖のサイズと体型があっている人
当日着付袖ける振袖はモデルさんの体型に合ってないといけません。
モデルさんに合わせて仕立てたものを使える場合は稀だと思います。
なのでピッタリジャストサイズ!とはなかなかいきませんが、
あまりにも大き過ぎる、小さ過ぎる、だときれいに着付けられません。
補整や着付けで調整できる範囲のモデルさん、振袖、を用意する必要があります。
体力のある人
着付けのモデルさん、結構しんどいです。
着付けられたあと順番に審査員が歩いて回り測ったりして審査していきます。モデルさんは自分の審査の番ではなくても、審査が終わるまで、その場に立っていなければなりません。
当日体調を整えておいてもらって、空腹だと気分も悪くなりやすいと思うので、きちんと食べてきてもらいましょう。
モデルさんのヘアスタイルは?若いモデルさんでないとダメ?
また、髪が長いモデルさんは、きれいにセットされてきてる方がほとんどでした。
あと、振袖の着付けなので圧倒的に若いモデルさんを連れてきている人が多かったですが、そうでない人も何人もいました。私も知り合い(アラフィフ)にモデルをお願いしましたので、若くないとダメってことは無いと思います。
コメント