こんにちは。一級着付け技能士のかえでといいます。ブログにご訪問いただきありがとうございます。
着物の着付けができるようになりたいと思ったときに、多くの人は着付け教室に行こうと考えると思います。
着付け教室をどんなふうに選んだらいいのかわからない
着付け教室に対して敷居が高そうだし、着物を買わされそうなイメージがある
体験レッスンや見学に行こうと考えているが、何を確認しておけばいいのか知りたい
教室によっても特徴が違ったり、着付けを習う目的によって理想の教室は変わってきます。
この記事では下のようなことを解説していきます。
- 着付け教室ごとにどんなことが違うのか
- 自分の目的に合った着付け教室の選び方
- 着付け教室に申し込む前に確認しておいたほうがいいこと
着付け教室を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
着付け教室を選ぶ基準は? 自分の目的に合った教室を選ぼう
まずは着付け教室に通う目的をはっきりさせておきましょう。
- 自分が持っている着物をひとりで着れるようになりたい
- 着付け師や着付け講師になりたい
- 人への着付けや花嫁の着付けも習ってみたい
- 資格をとりたい
- 着物友達をつくりたい
- 仕事や家事の気分転換として楽しく習い事をしたい
目的によって、理想の着付け教室は違うし、事前に確認しておくべきことも変わります。
個人教室か大手教室か
個人の教室と大手の教室、どちらも経験しましたが、それぞれいいところがあります。
簡単にまとめていますが、あくまでそれぞれこういう傾向が多いという例なので、実際のことは行こうと考えている教室に確認してくださいね。
個人の教室のいいところや特徴
個人の教室のいいところは、教えてもらいたい先生を選んで教室を探せること。たいていはブログやホームページ、SNSなどで発信をされていて、教室の様子や先生個人の考え方などを、知った上で習いに行けます。
また、少人数のクラスの場合もありますが、マンツーマンで教えてもらえる教室も多いです。周りを気にせずひとりでゆっくり教えてもらいたいなら1対1のレッスンは嬉しいです。
着物の販売会などは無く、純粋に着付け教室として運営していることのほうが多いと思います。
大手の教室のいいところや特徴
大手の教室のいいところは、カリキュラムがきっちり決まっていたり、開講日時や教室もたくさんあるところかと思います。授業の振替ができたり、引っ越した場合には別の教室に編入して続けることができることも。
たいていは曜日や時間が固定されていて少人数で開講されているので、同じクラスの人と仲良くなれたり友達をつくりやすい環境だといえます。
また、上級者のコースがあって、習い続けることで着付け講師や着付け師を目指せる場合が多いです。
自分が習いたい内容が教えてもらえるかどうか
初心者のクラスだと、ほとんどの場合、自分で着物を着る内容を習います。
「着物を自分で着る」という内容でも教室によって、カリキュラムや使用する着付け小物が違う場合も多いです。
オリジナルの着付けの道具だけでなく、従来の手結びでの帯結びの方法も習いたい
練習に使えるような着物や帯は持っていないから、レンタルできるところがいい
普段の着物だけでなく、訪問着と袋帯のフォーマルな装いも自分で着れるようになりたい
自分が習いたい内容が教えてもらえるのか確認しておく必要があります。
- 教室オリジナルのお道具を使うのか
- 着物や帯の貸し出しはあるのか
- 手結びでの帯結びも教えてもらえるのか
- 最初のコースで袋帯まで教えてもらえるのか(もしくは半幅帯や名古屋帯だけなのか)
資格制度があるかどうか
資格をとりたいと思っていたり、ゆくゆくは着付け講師や着付け師を目指したいと考えているなら、
そのためのカリキュラムや資格制度があるかどうかも着付け教室を選ぶポイントになります。
反対に、趣味として着付けを習いたいだけなので資格取得にはお金をかけたくないと考えている方なら、 生徒は全員が資格を取らなければならないのか、次のカリキュラムを習うためには資格取得が必須なのかなど、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
着付けを始める前はそんな気はなくても、習い続けるうちに着付けや着物の魅力にハマって着付け講師や着付け師を目指したいと思うようになることも多々あるので、そういう道がある教室であれば理想かと思います。
着物の販売会があるかどうか
【着付け教室は着物を買わされる】というイメージを持っておられる方はたくさんいると思います。
個人の教室を探す理由も、大手だと着物の販売会があるから個人の先生に習いたいと考えている方も多いです。
個人の教室でも呉服屋さんを紹介されているところはありますし、大手の教室でも着物の販売会は無いところもあるので、事前に確認しておきましょう。
販売会がある教室は絶対ダメだというわけではないですが、
着付け教室もボランティアや慈善団体ではないので、運営している会社の事業内容として着物販売がある場合は、会社としてはその事業でも利益を出さなければならないということを
こちら側も理解した上で習いに行くほうがいいですね。
授業自体は良くて、着付け教室は楽しいのに、着物の販売会があるせいで、毎回断りづらくて教室から足が遠のいてしまう。
もしそうなってしまうと、とてももったいないことです。
私が生徒のときに経験した話ですが、自分は断る自信があるから大丈夫と思っていても、同じクラスの生徒さんが購入したり、
お出かけイベントのときに、教室で購入した生徒さんの着物だけを先生が褒めるなど、
少しだけモヤッとすることはあるかもしれません。
着付けを習うなら 彩きもの学院がおすすめな理由
彩きもの学院は関東に全8教室(銀座・新宿・池袋・立川・横浜・松戸・大宮・宇都宮)ある着付け教室です。
私が思うおすすめな理由を紹介します。
- 生徒5名の少人数クラスの授業
- 講師はみんな元生徒
- 先々のコースの授業料や試験についての金額が明示されている
- 着物の販売会が無い
- 初心者から学べる 入門科〈2ヶ月全8回〉のカリキュラム内容が充実している
それぞれ説明していきます。
生徒5名の少人数クラスの授業
生徒が5名の少人数クラスなので、全くの初心者の人でも、「わからないところを先生に質問しづらい」というようなことはありません。
また、少人数なので他の生徒さんとも仲良くなりやすい環境だといえます。
講師はみんな元生徒
講師は全員が教室の元生徒です。
元々いろんな流派だった先生方が講師をしている教室ではないので
担当の先生によって教え方や着付け方法が違うということもありません。
また、初心者から始めても、習い続けることで講師を目指すことができる教室です。
先々のコースの授業料や試験についての金額が明示されている
自分で着物を着れるだけでなく、できれば人への着付けをしたり花嫁の着付けなど、
上のコースの内容にも興味があるし、着付け師や着付け講師を目指したいという場合は先のことも考えておきたいですよね。
最初のコースが終わってから、次のコースの受講料や資格に必要なお金も知っておきたい。
上のコースのカリキュラムの内容は書いていても、受講料や資格取得の受験料・認定料などは公開していない教室が多いですが、
彩きもの学院ではホームページに明示されています。
教室での着物の販売会が無い
彩きもの学院の運営会社は、純粋に着付け教室として運営しています。
教室での着物の販売会がないので、「着物を買わされるかも」「毎回断りづらい」などと心配する必要が無く、着付けを習うことに集中できます。
初心者から学べる 入門科〈2ヶ月全8回〉のカリキュラム内容が充実している
彩きもの学院の 初心者から学べる 入門科〈2ヶ月全8回〉のカリキュラム内容は充実しています。
- 名古屋帯も袋帯も、手結びでの帯結びを教えてもらえる
- 入学金、受講料0円。必要なのは教材代6900円
- 着物、帯、長襦袢を3500円で期間中レンタルできる
- 浴衣の着方、半幅帯、長襦袢、着物の着方、名古屋帯、袋帯、全部教えてもらえる
帯結びは特殊な器具ではなく、従来の手結びでの帯結びのやり方を教えてもらえます。
初心者の人でも「帯結びの手順が複雑で覚えられない」ということがありません。
入門科〈2ヶ月全8回〉の入学金、受講料は0円です。オリジナル教材代6900円が必要です。
自分の着物や帯、長襦袢を持参して授業を受けられます。「自分の着物はあるけど練習には使いたくない」「袋帯はあるけど名古屋帯は持ってない」という場合など、着物・帯・長襦袢を3500円で期間中レンタルすることもできます。
浴衣の着方、半幅帯、着物(普段着・フォーマル)の着方、名古屋帯、袋帯と、ひと通り教えてもらえるのでどの種類の着物と帯でもひとりで着られるように。
最初のコースで、カジュアルな着物の着方だけでなく、フォーマルな着物の着方と袋帯の結び方も教えてもらえるのは嬉しいですね。
ということで、着付けを習うなら彩きもの学院がおすすめな理由を書きました。
各クラス先着5名の少人数制なので
自分の通いたい時間のクラスがあれば早めに申し込むのがおすすめです。
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