こんにちは。一級着付け技能士のかえでといいます。
結婚式に出席することになったとき、何を着ようか考えますよね。
着物で出席するのはどうですか?
着物で結婚式に出席するってどうなんだろう?と思ったときに考えたいことをまとめてみました。
結婚式に着物で出席するメリット
結婚式に着物を着るメリットは色々あります。
喜ばれる
着物で出席すると、“場が華やかになる”“わざわざ着物で来てくれて嬉しい”などと、喜んでもらえることが多いです。
着物を着るって、洋服とは違って着付けもしないといけないし、大変なこともあります。それでもわざわざ着物で来てくれたということで、喜んでもらえます。
洋服ほど流行を意識しなくて良い
着物は洋服ほど流行を意識しなくていいので、何年も前のものでも着て出席することができます。
自分のものはもちろん、お母様などから譲り受けたものでも着られます。
周りと同じような印象にならない
洋服と違って、着物だと周りとかぶることもなく、同じような印象になることはまずありません。
また、きちんとした印象にもなります。
知り合いの女性は、職場の部下や後輩の結婚式に出席するときはいつも着物を着ているそうです。
結婚式に着物で出席するデメリットと対処法を考察
結婚式に着物を着る場合、洋服を着る場合にくらべて大変なこともいくつかあります。
着付けが必要
着物の場合、着付けが必要です。自分で着付けができればいいですが、そうでなければ誰かに着付けてもらわなければなりません。
着付け代が必要になったり、早朝から着付けに行ったりとしなくてはなりません。
当日、着物を着ることに決めた時点で、早めに着付けの予約をしておくことをおすすめします、
自宅の近くの美容室で頼んだり、式場で着付けが依頼できるのであれば式場で着付けてもらうのもアリですね。
天気や暑さが心配
“当日会場で着付けてもらい、屋内だけの会場で、帰るときに洋服に着替えてから帰る”のなら当日雨が降っても関係ないですが、
雨だと着物での移動は気をつけなければいけません。
絹の着物は雨に濡れてしまうとシミになってしまうので細心の注意が必要です。
着物用の雨ゴートを着たり、お草履に雨カバーをつけたりするなど。
雨だったら着物は着ずに洋服で行きたいという場合は、着付けを予約する際に何日前までならキャンセルできるのか確認しておき、当日の天気が悪そうなら洋服で行くことにするのも一つです。
また、着物はどちらかというと寒さ対策より暑さ対策のほうが難しいです。
真夏に着物を着る場合の考察については別記事にまとめたのでよかったら読んでみてください。
着たあとのお手入れをしないといけない
着物を着ると、汗にもなりますし、食事をすると気づかないうちにシミになっているかもしれません。
長く着ない場合は、汗抜きや丸洗いに出してから保管するのがおすすめです。
まとめ
結婚式に着物を着る場合のメリットやデメリットへの対処法について考察してみました。
“結婚式に着物を着ようかな”と思われてる方の参考になれば嬉しいです。
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