着物を持っていないけど着付けを習ってみたい
着物を持っていないと着物を買わされる?
着付けを習うならレンタルするよりも、教室に通う前に買って用意しておいたほうがいい?
この記事では
- 着物を持っていなくても着付け教室に通えるのか
- 教室でレンタルすることのメリット、デメリット
- 着物無しで着付け教室に通うときに考えておきたいこと
を考察していきます。
着物がなくても着付け教室は通える
着物が着れるようになるために着付け教室に通いたいけど、着物を持っていないという場合、
全部一式揃えてからでなくても、通えます。
貸し出しがある教室も多い
着物や帯、長襦袢や着付け小物などの貸し出しがあり、持っていなくてもレンタルしながら着付けが学べる教室もあります。
使う着付け小物は教室によって違う場合も
着物や帯だけでなく、腰紐や帯枕などの着付け小物もレンタルできる教室もあります。
授業で使う着付け小物は、教室や流派によって違うこともあるので、もしも着付け小物は貸し出しが無く自分で用意しないといけない場合は、
必要なものを教室に確認してから購入したほうが無難です。
着付け教室を選ぶときに確認しておきたいこと
着物をもっていないから、着物や小物の貸し出しがあるところを探す!というのも大切ですが、
着付け教室を選ぶときには他にも確認しておいたほうがいいこともあります。
- 着物の販売会があるのかどうか
- 続ける場合の上のクラスの授業料
- 資格試験の受験料や認定料など
着付け教室で着物をレンタルするメリット・デメリット
気軽に始められる
着付けを習ってみても、途中で辞めるかもしれない、
お金をかけて着物や帯をそろえてしまうと辞めにくい、
借りながら始めるのであれば
習い事の1つとして気軽に始められます。
身軽に通える
教室で授業のたびに、その都度着物や帯を貸してもらうシステムだと、荷物が少なく身軽に通えます。
借りずに自分の着物や帯、着付け小物一式を持っていこうと思うと荷物もかさばります。着物バッグに入れたり、重たくなるのでキャリーケースに入れて運んでる方も多いです。
レンタル料金がかかる
授業料に含まれている教室もあるかもしれませんが、追加でレンタル料金がかかる場合が多いと思います。
どうせいずれは自分の着物を買うのだから、レンタル料をもったいないと感じるかもしれません。
自宅で練習できない
授業のときだけ教室で借りる場合、自宅で復習することができません。
自分の着物や帯を持っていると、教室で習ったあとに自宅でも練習できます。
特に、帯の手順を覚えたりするのは自宅で復習できたほうが上達しやすいと思います。
着物初心者の方が、とりあえずの練習用の着物や帯を購入するなら、洗える着物やリサイクル着物が予算を抑えられておすすめです。
着物を持っていない=これから買うかもと思われる!?
これは着物販売がある教室に通う場合にあてはまるのではないかと思うのですが、
着物を全く持っていない生徒さんだと、
販売会の際に「1つは自分の着物が必要よね?」と購入を勧められやすいかもしれません。
着物をまったく持ってないのに着付け教室に通った私の場合
かなり昔のことですが
私も着付けを習い始めたときは、自分の着物を持っていなかったので、着物などの貸し出しのある教室に通いました。
そのときのことを振り返って思ったことなどまとめてみました。
レンタルしたので気軽に始められ、身軽に通えた
着物や帯、着付け小物などほとんどのものをレンタルできたので、身軽に通うことができました。
また、習い事の1つとして始めたけれど、飽きっぽい性格なので続けられるのか不安でした。
着付け自体がどうでもよくなって辞めてしまう可能性もあったので、レンタルすることで気軽に始められて良かったと思います。
授業中のレンタルのみだとなかなか上達しなかった
私の通った教室は、授業のときに貸し出しがありました。
なので、毎回持っていく必要がなく、荷物が少なく身軽に通えました。
お仕事帰りに通いたい方などには、こういうシステムだと便利だなと思います。
ただ自宅で練習しなかったので、なかなか上達しなかった気がします。
着付けを習い始めると親戚が着物をくれた
“着付けを習っている”というと、祖母や叔母などの親族から着物や帯をもらうことが増えました。
“昔に買った着物があるけど着る機会がない”“処分するのは抵抗があるから、誰か着てくれる人に譲りたい”と思っていたみたいです。
たぶんそんなふうに考えている方は多いのでは?と思いました。
何十万も出さないと着物は買えないと思い込んでいた
その頃はリサイクル着物や洗える着物など、どこで買えばいいのか知らず、
教室の販売会で何十万も出さないと着物は買えないと思い込んでいました。
国産高級車が余裕で買えるくらいのお金を、着物や帯に変えてしまいました^^;
もう少し自分の身の丈に合ったお金の使い方、着物の買い方をすれば良かったと少し後悔しています。
着物なしで着付け教室に通うときに考えておきたいこと
私が着物無しで着付け教室に通い始めた経験から、
着付け教室に通う際に考えたり調べたりしておいたほうがいいなと思ったことをまとめてみました。
気軽に始めることができるのはいい
着物の貸し出しがあることで、着物を持っていなくても気軽に始めることができました。
着物に興味があるけど、知識も無いし、どこで買えばいいかも分からないし‥みたいな方は
貸し出しのある教室だと、とりあえず始めてみるというのができるのでおすすめです。
上にも書きましたが、着物の貸し出しがあるかどうか以外にも着付けを教室を選ぶときに考えておきたいことは色々あると思います。
自宅でも練習できたほうがいい
やはり教室で教えてもらっている時間だけでなく、自宅でも復習するかどうかで、着付けの上達するスピードは違ってくると思います。
早く上手に着れるようになりたい、という場合は自宅にも練習用の着物や帯などを用意するのがおすすめです。
自分の着物を少しずつ揃えていくのも楽しい
着付けを習っていると、親戚や知り合いから着物や帯などのもらう場合もあるし、
それらを使いながら、少しずつ自分の好みのものを買い足していくのも楽しいです。
必ずしも大金をかけなくても着物は楽しめる
着物や帯を持っていないから着付けを習い始められない、ということはありません。
また、必ずしも着物や帯に大金をかけなくても着物を楽しむことはできます。
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