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色留袖は未婚でも着れる? いつ誰が着る着物?

大切な日は着物で

色留袖はどんな着物?誰が着るの?

未婚だけど色留袖を着てもいいの?

既婚の親族が着てもいい着物は黒留袖か色留袖だけ?

色留袖って留袖という名前だから既婚女性しか着用できないと思われることがありますが、色留袖は未婚女性でも着れます。

親族の結婚式に色留袖を着ようか迷っている方や、紋についてや小物の合わせ方のルールを知っておきたい方のために色留袖についてまとめました。

この記事でわかること
  • 色留袖はいつ誰が着る着物なのか
  • 色留袖以外に親族が着れる着物
  • 色留袖はどんな着物なのか
  • 紋や小物の合わせ方で格が変わるとは
  • 色留袖のときの帯結び

色留袖を着るのは親族の結婚式 

色留袖は親族の結婚式や披露宴に出席する際に着る着物です。

親族(姉や妹、おば、いとこが着る)

色留袖は

新郎新婦の姉や妹、おば、いとこの立場の方が着る着物です。

既婚、未婚問わず着れる

黒留袖は既婚の方という決まりがありますが、

色留袖は既婚の方も未婚の方もどちらでも着用できます。

母親や仲人は黒留袖

母親や仲人さんは礼装である黒留袖を着用します。

既婚の姉妹や、おば、既婚のいとこは、黒留袖を着ることもできます。

親族(姉妹・おば・いとこ)は色留袖でも訪問着でも着れる

親族(姉妹・おば・いとこ)は色留袖を着れますが、

色留袖でないといけないわけではなく、訪問着でも着れます。

親族でも立場や既婚かどうかによって選べる着物は変わってきます。

黒留袖色留袖訪問着
母親××
姉・妹〇(既婚の場合)
おば・いとこ〇(既婚の場合)

色留袖は訪問着と何が違う?

色留袖は訪問着と何が違うのでしょうか。

模様の入り方

色留袖は黒留袖と同じように、裾周りにのみ絵羽模様が入っていています帯より上に模様は入っていません。

また、黒留袖と同じように比翼仕立て(衿、袖口、振り、裾周りにだけ白羽二重の別布を縫い付けて二枚着ているかのように見せる仕立て方)にすることで黒留袖と同じ格の高い礼装になります。

最近では比翼仕立てにはせず、着用する際に伊達衿を合わせて準礼装にする場合も多いです。

必ず紋が入っている

黒留袖と同格で色留袖を着るためには、五つ紋、比翼仕立てであることが前提です。

比翼仕立てにせず準礼装の装いなら、紋の数も三つ紋や一つ紋にします。

色留袖は小物の合わせ方に決まりがある

黒留袖、色留袖は紋の数や小物の合わせ方に決まりがあります。

小物について

・帯揚げ

(黒留袖・五つ紋の色留袖)→絞りの白、綸子の白、白地に金銀が入っているもの

(三つ紋か一つ紋の色留袖)→上記以外に淡い色のものでも可

帯締め

(黒留袖・五つ紋の色留袖)→白もしくは白地に金銀のもの

(三つ紋か一つ紋の色留袖)→上記以外に淡い色でも可

・末広(祝儀用の扇子)

黒留袖、色留袖とも必要。黒留袖は扇子の骨が黒のもの。色留袖は黒骨でも白骨でも可

色留袖に合わせる帯や帯結び

黒留袖、色留袖にあわせる帯は

金地、銀地、白地で、格調高い柄の袋帯を合わせます

帯結びは二重太鼓が基本

色留袖は、紋の数を一つ紋や三つ紋にして訪問着と同じ格にしても、未婚の方が着用する場合でも、

帯結びは変わり結びなどはせず、袋帯の二十太鼓を結ぶのが一般的です。

着物の決まりは、本が手元に一冊あるとわかりやすいのでおすすめです。

夏の装いについては別記事に書きました。

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